中古建機のメンテナンス入門:春の点検チェックリスト

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■中古建機のメンテナンスが大切!春の点検のポイント

建設機械の性能を引き出し、かつ安全に利用するためには、
定期的な保守点検(メンテナンス)が欠かせません。
特に、中古の建設機械は、劣化や破損のリスクが高くなるため、
より念入りに点検をしたほうが良いでしょう。
そこで、今回は春の時期に点検すべきポイントをご紹介します。

■中古の建設機械の点検リスト

点検を始める前に、建設機械を平な場所に設置して、駐機姿勢にしておきましょう。

・エンジンオイルの点検

エンジンオイルは、車の血液とも呼ばれており、心臓であるエンジンを守る役割を担っています。
エンジンをかけて始動させる前に、エンジンオイルの量を確認しておくことが大切です。
点検の際には、オイルゲージを一旦抜き、エンジンオイルを拭いて差し込んでから測定します。
エンジンオイルの漏れ、汚れ、粘土などもよくチェックしておきましょう。

・ラジエーターの点検

ラジエーターは、エンジンを冷やす役割を担っています。
冷却水の量が足りているかをチェックしてみてください。
減っていた場合は補充しておきましょう。

・エアフィルターの点検

エアフィルターは、潤滑油に含まれる不純物を取り除く役割を担っています。
アウターフィルターを取り外したら、目詰まりがないかチェックしましょう。

・油圧シリンダの点検

それぞれの油圧シリンダの油漏れがないかをチェックします。
傷を発見したら、すぐに修理に出しましょう。

・ホース類の点検

油圧ホース、燃料ホース、ラジエーターホースなどの損傷の有無をチェックします。
亀裂や劣化が見られる場合は早急な交換が必要です。

・車両下部の点検

建設機械の下部を覗き込んで、油漏れがないかをチェックします。

・排煙とエンジン音の点検

エンジンを始動させたら、排煙色とエンジン音をチェックします。
正常な排煙はほぼ無色透明です。
黒色の煙は不完全燃焼、青黒色の煙はエンジンオイルが燃焼している可能性が高いです。

■グリスアップも重要

中古の建設機械の寿命を延ばすためには、グリスアップが欠かせません。
最初に汚れたグリスを拭き取ってから、グリスガンでグリスアップを行いましょう。

■まとめ

建設機械を点検する際には、点検表を用意しておくと良いでしょう。
点検表があれば、ほかのスタッフとの情報共有もしやすくなります。
万が一異常を発見したら、すぐに整備担当者へ連絡して修理を行ってください。